我が家の子どもはまだ小学生、それも中学年なので、学年が上がる以外は学校生活はそれほど変化がありません。
担任の先生が変わるくらいでしょうか。
友人の子どもたちは、受験だったり卒業だったりと忙しい春を迎えているようです。
そういう時期になると、子どもはもちろんですが、親の方も気持ちが焦ってきそうですね。
春はだんだん暖かくなってきて明るい気持ちになる一方、新しい生活が始まることを考えると、少し緊張してきます。
私自身は、毎年年度初めが憂鬱なタイプの子どもでした。
クラス替えや、新しい担任の先生が誰なのかなど、子ども心に心配事がたくさんあったのも春。
我が子の通う小学校は1学年1クラス。
転校生がこない限りメンバーも変わりなしで、あまり心配はしていないようです。
慣れるのに時間がかかったけれど、慣れてしまった今では安心して見ていられます。
春は気分が落ち込むことも
今はある程度自分のリズムで暮らせているので、心配事と言えば子どもの事くらい。
春だからといって、極端に落ち込んだりすることもなくなりました。
でも、子どもの頃や若い頃は春生まれなのに春が苦手で、どうしてなんだろうと思っていたものです。
最近はネットでいろいろ調べられる環境になり(情報過多とも言えますが)、春の憂鬱の原因がなんなのか知ることが出来ます。
知ってみるとなるほどと思い当たることばかりで、少し気が楽になったのを覚えています。
原因がわかると、少し安心するものですね。
春のプチうちの原因は自律神経の乱れ
春は寒暖差がもっとも激しい季節だそうです。
確かに、暖かくなってきたと思っていたら急に気温が下がるなど、着る物の調節が難しい時期ですよね。
この寒暖差に体が適応しようとして、自律神経の切り替えがうまくいかないとだるさを感じたり、気分が落ち込んだりしやすくなるのだそうです。
それにプラス、花粉症を持っている人は症状が出始める時期。
加えて環境が変わることが多いので、そのストレスなども大きく関係してきて、最近では「春バテ」という言葉も聞かれるようになりました。
こうやって調べてみると、私が子どもの頃春が苦手だったのは、「寒暖差」の影響もあったようです。
これって「気象病」の症状に似ていますね。
今日の本「桜でいやされるための図鑑」
家からほど近いところに桜の名所があるので、比較的遠出しなくても毎年桜を楽しむことができます。
全国各地に桜の名所はありますが、現実的な問題として、全部を見て回ることは出来ません。
でも写真集だったら、いつでも季節問わず見て楽しむことができますよね。
600種ほどあると言われている桜の中でも、身近に見られる100種が紹介されています。
図鑑とありますが、いわゆる解説でいっぱいの図鑑ではなくて写真集と言ってもいいように思います。
古くから桜を愛でてきた日本人になじみ深い風景を見ながら、題名通り「いやされる」のを感じられる作品となっています。
体を冷やさないように、春を乗り切ろう
思い返せば、我が家の子どもも昨年の春に体調を崩したのでした。
私のようにもともと低気圧や気象状況によって体調を崩すタイプではなくても、春の寒暖差は体に影響を及ぼします。
体が勝手に反応することなので、100%それを止めることは難しいですが、いろいろと「春バテ」を解消する方法はあります。
体を冷やさない
衣服での調節や、冷たい物のとり過ぎに気をつけるなど体を中からも外からも冷やさないようにすると、いいですよ。
目元を温める
蒸しタオルで10分くらい目元を温めると、わりと短時間で副交感神経が優位になるのでリラックスすることができます。
週5日の炭酸入浴
38~40度のぬるめのお湯に炭酸ガス入りの入浴剤を入れて、10~20分つかると自律神経を整えてくれます。
週5日の炭酸入浴を習慣にすると効果があるそうですよ!
体を温めると「春バテ」を軽くすることができそうですね。
この春は寒暖差に負けないよう、体を冷やさずいたわって、親子ともども春を乗り切りたいと思います。