災害はいつくるかわからない。地震大国、日本。備えたい、心構え。

 

元日から大きな地震。
マグニチュード6以上の地震の2割が、日本で起きていると聞きます。
石川県ということで、海沿いの地域の地震は津波をともなうことが多く、余震も続いており心配です。

日本全国、震源地から離れていても多少の揺れがあったようですが、私の住んでいる地域でもかなり揺れました。

我が家は内陸に住んでおり、津波も経験がなく、海の普段の様子もわからないくらいなので、実際の被害についても想像するしかありません。

遠くで事態を見守る事しかできないのが歯がゆいですが、新年早々、震災により被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様に一日も早く平穏な日が訪れますよう、お祈り申し上げます。

 

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防災グッズの備えの他に、災害に対する心構えを

 

もとより日本は地震の多いことで知られていますが、東日本大震災まではあまり地震の被害について強く意識していませんでした。

前述のように、内陸に住んでいて津波や河川の氾濫の心配もほとんどありません。
田舎ではありますが、市街地なので土砂崩れ等もありません。

我が家の場合、地震における心配は建物倒壊と火災だけなので、阪神淡路大震災以降だったこともあり、家を建てる時は地震に強いと言われていた建築メーカーを選びました。

ただ、避難するということに関しては考えが甘かったので、避難袋のようなものは用意しておらず、東日本大震災の時にはじめて用意しておくべきだと考えたのでした。

以降、少しずつ必要な物を用意していき、年に一度3月11日頃、避難袋や防災グッズの点検をしています。

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ただ、準備を万全にしていても、知識や情報があっても、災害に対する心構えがないと的確に行動に移せないのではないかと思うようになりました。

それというのも、子どもが学校による周知されていない避難訓練があった際、防災警報が鳴った時点で、怖くて体が固まってしまったという話をしていたからです。

 

今日の絵本『ぼうさい (一生つかえる! おまもりルールえほん)』

防災システム研究所所長の山村武彦先生監修です。

フリガナ付きで、イラストとわかりやすい文章による防災について知るための絵本。

5歳から低学年向けですが、親も一緒に読むことで同じ認識で防災に対する心構えができます。

いざという時に、判断と行動を迅速に出来るよう、命を守るための正しい知識を、小さい頃から学んでおくことが大事だと思います。

くり返し学ぶことで、頭の中に段取りができる、それが、いざという時に冷静さにつながるのではないかと考えています。

 

災害は忘れた頃にやってきます

 

予告されている避難訓練は、やはりわかっているので緊迫感がないのでしょう。
恐怖心を意味もなく植え付けるようなこともいいこととは思いませんが、命を守るということについては、ある程度の緊張感をもった訓練も必要な気がします。

忘れた頃に急にくるのが災害です。

訓練はもちろん大切ですが、いざという時に、その通りに動けるかはその時になってみないとわかりません。

それでも学んでおくこと、知識を新たにしておくことは大切です。
知っているといないとでは、判断も行動も変わってきます。

折にふれ、災害時について家族で話し合ったり、実際に災害にあった場合の動きの確認をしたりと、地震大国ということを頭に入れておきたいものです。