夏休みも中盤。たまには子どもと離れて自分だけの時間を持ちたい気持ちが強くなってきます

 

子どもが産まれてから予想外だったこと。

 

誰にも中断されることのない自分だけの時間をもつことが難しくなった

 

ということでした。

 

いえ、ある程度は子どもにかかりきりになるだろう、というのはわかっていたつもりでした。家事や趣味やその他をこれほどまでスムーズに終えられないのか、ということを実感したのは、やはり産まれた後。

 

今は、学校へ行っている時間帯でしたら自由な時間もできました。

それでもやってくる夏休みや、冬休み。

長期の休みは、子どもと親のかかわり方がためされている気がしてきます
夏休みも後半になり、夏のお祭りなども落ち着いてきた今日この頃。 宿題も7月中に終わらせた我が子は暇を...

我が家の子どもは幼稚園児だったので、保育園とは違って長期の休みは小学校へ入学する前からありました。

そうした長期間の休みを、親も子もできるだけストレスなくどうやって過ごそうか。

毎年毎回、いつも頭を悩ませます。

 

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どんなに愛情があっても離れたい時はあります

 

今年も子どもにとっていとこにあたる、姪っ子とその母である私の妹が帰省しているので、もちろん遊ばせています。

 

学年も同じで同性ですし、気も合うので毎日でも会って遊びたいというので、実家に行ったり、イベントに連れて行ったりしています。

 

そうすると、私も一緒に行くしかないので自宅にいる時間が少なくなるのです。

遊び歩くといつも思うことですが、家事がおろそかになりませんか?

普段から、特別きれい好きでもなければ片づけ魔でもありませんが、さすがに連日遊び歩いていると、家の中が雑然となってきて気になります。

 

ああ階段のすみっこにほこりがたまっているな~とか、昨日の荷物置きっ放しだ、など気にはなるけれどまずは夕飯の準備が先だ、となります。

 

それが終わると片づけて、お風呂に入るころにはもうクタクタで自分も眠くなってしまって…の毎日。

 

当然、自分一人で考えたりぼーっとしたり、好きなことをしたりする時間もほぼ取れない状態です。

 

夏休みも中盤にさしかかってくると、疲れもあって心の余裕がなくなってくるのが自分でもわかります。

 

子どものことは大好きで、出来るだけガミガミと怒ったりしたくないのですが、親も人間、疲れているとついイライラしてしまうんですよね。

正直、少しでいいから離れたいと思ってしまいます。

 

 

今日の絵本「こぶたたちのあついよる」

 

ぷうたろうは、とんとん団地に住むこぶた。

お友達と学校の帰りに花火大会のポスターを見かけます。

一緒に行こうと約束しますが、当然子どもたちだけで行くのは許されないし、お母さんたちも忙しくて連れて行けないと言われて…。

 

ランドセルをぼこぼこ叩いたり、床をどんどん鳴らしたりして怒って見せましたが無理な物は無理。

怒って団地の屋上にあがったら、日ごろの不満が頭の中いっぱいになってとうとう頭から不満の花火が上がってしまいました!

 

その不満の内容を読んでみると、どこの親子にもあるようなことで、子どもも親も思わず「あるある~」と言ってしまいそうです(笑)

 

親に叱られて、場所を変えて頭を冷やす、それが頭から花火が上がるという描写で大胆に表現されていて心に響きます。

 

親になった今、どっちの気持ちもわかるなあと思うし、子どもはこぶたたちに気持ちを代弁してもらった気になれる、そんな親子で読むと楽しい絵本です。

 

 

親も子も少しの不満はあるけれど

 

 

 

夏休みや冬休みに子どもとの時間が濃密になりがちだということは想定の範囲内、どこの家庭でも同じですよね。

 

それはそれで幸せではあるのですが、同時にたまには解放されたいと思ってしまうのも正直なところで…。

 

多分、妻でも母でも嫁でもない、ただの自分という時間が欲しいと考えてしまうのだと思うのです。

 

長期の休みが終わるとほっとします。

自分の時間をやっと確保できると思うと、あれもこれもと考えますが、しばらくは子どもと過ごした休み中の疲れをいやすためにボーっとするのが常です(笑)

 

子どもだって、親なしで行動できることには限界があるので、いろいろ思い通りにならずに不満が爆発する時もありますが、親もそれは同じなんだなと実感する夏休み。

 

なかなか、理想的な親にはなれないものですね。

お互いにちょっぴり不満や不自由さはありますが、残りの休みを出来るだけ子どもに寄り添って過ごせるように頑張ってみようかな。