我が家の子どもは落花生が好きなので、節分が終わった今も落花生をおやつにしています。
私は子どもの頃、落花生を食べ過ぎると鼻血が出ると言われて思う存分食べられなかったのですが、舅が同じことを子どもに言っているのを聞いて思わず笑ってしまいました。
私の周辺では「鼻血が出る」はよく言われることですが、実は、医学的に何の根拠もないのだとか。
多分、カロリーが高いですし、お腹を下したり、逆に便秘になったりすることがあるので、食べ過ぎないための戒めとして、手っ取り早く「鼻血が出る」という言い方になったのかもしれません。
鼻血が出ないと知っていても、やっぱり食べ過ぎは良くないので舅がいつも止めてくれて助かってはいます(笑)
節分が終わったかと思ったら、次はおひな様。さて、いつから飾る?
その前にバレンタインというのもあるのですが、チョコレートのコーナーとは別に、早くもひなあられやひな祭りにからめたお菓子などが並べられています。
おひな様って、3月3日だけ飾るものではないのですね。
でも、飾り始めの日がいつかと聞かれると、正直すぐには思い出せません。
ざっと調べてみると、地方によって多少の違いはあるようですが、だいたい「立春」か「雨水(うすい)」の頃に飾るのが一般的のようですね。
節分が終わったら…と覚えておくといいかもしれません。
また、「大安」に飾った方がいいという声もよく聞きませんか?
「雨水」というのは、このあたりから雪ではなく雨に変わっていく、春の節目と考えられている日です。
本当は1日だけではなくて、啓蟄(けいちつ)前日までの期間のことを言うのですが、暦の上では「雨水」の初日のことをさします。
もし、「雨水」の日が「仏滅」で気になる場合は、「雨水」期間中の大安でもいいですね。
「雨水」に飾ると良縁に恵まれると言われているようで、女の子がいるご家庭では縁起をかつぐ意味でも「立春」より「雨水」なのでしょうか。
3日の前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされているので、これだけは気をつけたいと思います。
って、私はもう嫁いでいるのであまり関係ないか(笑)
今日の絵本 「もりのひなまつり」
森のねずみたちが「ひなまつり」をしたいので、森の近くの蔵に住むねずみばあさんにおひな様を連れてきてくれるようにお手紙を出します。
ねずみばあさんはおひなさまをつれて森へ行き、森の動物たちと歌って踊って楽しい時間を過ごします。
でも、そろそろ帰るというころ、雪が降り始めて、おひなさまたちとねずみばあさんが蔵にたどりついた時には、おひなさまの顔も衣装も汚れてしまっていました。
でも、ねずみばあさんの頑張りで一件落着。
温かみのある優しい絵と、ひなまつりに自分たちから出かけていくおひなさまたちという、視点のすこし違ったお話がおもしろい絵本です。
おひな様を飾る日が覚えられず、結局毎年調べることに
私の実家は、あまりそういう行事に興味が無いのか、女の子がいてもおひな様を用意するとか、ちらしずしを作るとか、ひな祭りらしいことをした記憶がありません。
クリスマスや節分などは一応やっていましたが、ひな祭りって、娘がいないとしないと思うので、他の行事より関心があってもいいような気もするのですが…。
だから、私自身のおひな様というものを持っていませんでした。
大人になってから友達の話を聞いたりすると、大きな飾りではなくても自分だけのおひな様を持っている人が多くて驚いたものです。
でも、自分の家のことしか知らないわけなので、おひな様を持っていないことを残念に思うこともなく大人になりました。
結婚する時に、雑貨屋さんで見つけた陶器のおひな様を嫁入り道具の一つとして買ったのですが、気にしていないつもりでも、おひな様を持っていないということが心のどこかにあったのかもしれません。
小さいものですし、本格的なおひな様を自分のために今更買うのもどうかと思ったので、季節の雰囲気を味わうためにはちょうどよかったというのもあります。
そのお気に入りのおひな様を毎年自分のために飾るのですが、実家の影響か物覚えが悪いのか、いつ出していつしまうのかを全く覚えられません。
今は便利な世の中で、ネットでちょっと調べるとすぐわかるんですよね(笑)
ちなみに、おひな様をしまう日は「啓蟄」がいいと言われていて、2018年だと3月6日になります。
でも、きちんとしたおひな様をしまう時には湿気に注意しないといけないので、「啓蟄」のあたりで天気のいい日にしまうといいと思います。
我が家は陶器なので、気軽に出せてしまえるので助かります。