子どもが大きくなるにつれて、楽になることもあれば寂しく思うことも。通学の付き添いを見かけて考えたこと。

黄色い帽子の新1年生を見かけます。

お友達と歩いている子

お母さんと歩いている子

と様々です。

 

うちの子は、なかなか付き添いをやめることができませんでした。

学校は好きなのに、朝と帰りの登下校で、一人になる(時もあった)ことが嫌だったようです。

 

それでも、子どもが小学校へ通うようになって、それまで幼稚園に毎日送り迎えをしていたことを思えばとても楽になりました。

長くかかったけれど、送り迎えも一時のこと。

 

4月になると、親に付き添われて通学路を歩くお子さんを目にしますが、あんな時もあったなあと懐かしくなります。

 

まだまだ手のかかる年齢ではありますが、赤ちゃんだった頃を思い出すと成長した姿を見て少しだけ寂しい気持ちになることも。

あんなにベッタリくっついていたのに(笑)

物騒な世の中になってきて、毎日送り出す時に心配にはなりますが、少しずついろんな環境に慣れていく子どもの後ろ姿を頼もしく思うこともあります。

 

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その時その時が一番かわいいと思えるように

 

幼稚園の年長になった頃、ちょっとした反抗期があったうちの子ども。

2歳あたりのイヤイヤ期とは違って、言葉も達者になり「ああ言えばこう言う」状態が続くと、こちらもイライラしてきます。

 

親とは言え人間なので、やっぱり心の中では子どもを無条件にかわいいと思えない日もありました。

それは今もたまに顔を出す感情ではありますが、心の底から子どもを嫌いにはならないのでそこは不思議です。

 

赤ちゃんの頃に戻したいな

はやくおしゃべりして欲しかったけど今はうるさいな

 

とか、思う日もあるわけですが、今が一番かわいいと感じられる日もあるので、毎日の少しずつの成長を見守っていきたいですね。

 

今日の絵本「おっぱい おっぱい」

わかやまけん 童心社

 

動物のあかちゃんがおかあさんのおっぱいをほしがる絵本です。

やさしい絵と文章で、微笑ましい動物の親子が描かれています。

小さい子向けの絵本なのに、ぶたやくま、くじらのおっぱいの飲ませ方までわかるので、ちょっとした学びにもなる良書です。

最後には人の子どももおっぱいを飲んでいるので、おっぱいっ子の子どもはこの絵本が大好きでした。

 

断乳の時には、密かにこの絵本を隠したことも懐かしい思い出です。

 

いつかは必ず自立していくから大丈夫

 

たまに「おっぱい飲む?」と聞くと激しく嫌がる子どもですが、この絵本は大好きで今もたまに一人で開いて読んでいます。

 

その様子を横目で見ながら、おっぱいにしがみついて安心していた子どもが懐かしくもあり、寝不足だったあの3時間ごとの授乳を思い出しては、もう結構ですと思ったり、母の気持ちはいつも揺れています。

 

その時期で、心配事や大変さは違ってきます。

あの時は良かったと思うのは、そこを通り越してきたから言えることで、今と比べて良かったわけではないのだと思います。

 

いつの時も、子育ては大変で楽しくて、過ぎてしまえばいい思い出ばかり思い出せるようになるのかもしれませんね。

 

付き添いのお母さん、もう少しですよ。

頑張ってね。