自分が思ってもいなかった性格の一面に、子どもを出産してから気づきました。
それは子どものことについては、とてもとても心配症だということ!
親なら誰でも子どものことを心配するものだとは思いますが、私の心配の方向性がちょっと面白いと友達に言われたことがあります。
例えば、子どもが体調を崩したらどうしようと心配するのが一般的なことだけれど、私の場合、子どもが体調を崩して学校から連絡があり、その電話に出られなかったらどうしよう、という心配なのです。
いえ、子ども自身のことを心配しているのです、もちろん。
だから、苦しんでいる時に電話に出られず少しでも迎えが遅かったら子どもにつらい思いをさせるのではないかと考えてしまうのです。
今日は体調がいいだろうと思う日でも、2~3時間拘束されるようなことは出来るだけ避けてきました。
せいぜい、自分の歯医者通いくらいでしょうか。
すぐにやめて学校へ迎えに行けるので、ランチやショッピングなどはいいのです。
映画や飲み会、行くのに2時間以上かかる遠出などがダメなのです。
夫にまかせられるときは別ですが。
何も考えず、映画に没頭できたのがリフレッシュに!
今回、友達が2枚無料招待券があるので行かないかと連絡をくれた時にも少し迷っていました。
その招待券を使えるのが12月10日まで。
友達の仕事が休みで予定がないのは直近では12月1日のみ。
誰も時間のある人がいないし、招待券が1枚無駄になってもったいない。
と言うので、心配ではあるものの思い切ってお誘いを受けることにしました。
ここのところ、急に体調を崩すような感じには見えなかったので大丈夫かと。
でも、内心はハラハラしながらも映画館へ向かいました。
観たのは「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」です。
友達も私も午後には予定があり、時間的に観ることができる映画はこれのみだったのですが、これが大当たり!
思いがけず映画の世界に入り込んでしまいました。
あれほど子どものことが心配だと言っていたのにも関わらず、映画の間中そのストーリーに入り込み過ぎて子どものことなど少しも考えませんでした。
そして、とてもリフレッシュになったのでした。
もともと、映画を見るのが好きだったこともあり、一時現実を忘れることができるこの感じがとっても懐かしく、楽しく感じられた2時間15分。
終わった後は、なんとなくスッキリした心持になったのでした。
今日のクリスマス絵本「ももちゃんと じゃまじゃまねこと クリスマス」
最近イベントや行事が多く、師走となって何かと物入りなこともあり絵本を買うのを控えていたのですが、この絵本は我慢できずに買ってしまいました(^^;)
ももちゃんのうちでクリスマスの準備をしようとすると、じゃまじゃまねこの名の通り、ねこたちがじゃまをします。
応援隊までよんでじゃまをするねこたちを、ふーっと息を吹きかけたり、本を揺らしたりして追い払います!
でも、最後には仲良くクリスマスのパーティ。
読み手も聞き手も一緒になって楽しめる、読み聞かせにぴったりな参加型の絵本です。
たまには自分のことだけ考える時間も欲しいなと思うこの頃
子どもの存在がじゃまだというわけではないのです。
でも、おひとりさま行動が大好きな私としては、子どものこと優先ではなく自分優先の日もたまにはあってもいいなあと最近思うようになりました。
今までは友達と出かけていても、一人で買い物に行っても何かしら子どものことや家族のことを念頭において行動しているような感じでしたが、たまの数時間、自分のことだけ考えて行動するのも悪くないなあと気づきました。
子どもが成長してきたからこその、余裕も出てきたのかもしれません。
映画という、ちょっと隔離されるような場所で、日常と違う世界を感じられるというのも良かったのかもしれないと思いました。
映画館で、友達と映画を楽しむだけでこんなにリフレッシュできるなんて、いつも自由に時間を使って生きていた頃には感じられなかったことです。
いつもいつもというわけにはいかないでしょうが、たまには心配症を封印して、こういう時間を積極的に持ちたいと思います。