幼稚園の年中後半くらいから乳歯がグラグラしはじめて、ところどころ抜けました。
何本か抜けては大人の歯が生えてきて、小学生半ばには落ちついて。
抜けた乳歯をどうしたらいいか、今でも悩んでいます。
誰に聞いても、どうしようか迷っている最中といった返事が返ってきて、みんなそういうものなんだなと思ったり。
よくよく考えてみると、取っておいたからといって何に使うわけでもないわけなのですが。
子どもの一部と考えると、簡単に捨てるのも気が引けますよね。
抜けた歯を、どうしたらいいのか
自分が子供だったころ、抜けた歯は屋根に向かって投げていました。
当然のことながら、1本もとっておいてません。
子どもの歯がグラグラし始めたころみんなどうしているのかなと思い、もう大きい子どもがいる友達などに聞いてみたことがありました。
そのついでに、自分のころはどうだったかを聞いたところ、同じ投げるにしてもやり方がそれぞれ違っていたのでびっくりしたのを覚えています。
私はどの歯も屋根に向かって投げていましたが、友達の一人は下の歯は屋根に、上の歯は庭に投げていたそうです。
上の歯は下に伸びるように、下の歯は上に伸びるようにという理由で。
マンションに住んでいた友達は、家の窓から外に投げると他の住人に迷惑をかけるということで、近所の川に流しにいったと話していました。
妹の子どもが同年代ですが、1つずつ入れられるケースにしまってあるそうです。
歯が生えてあった位置と同じように穴をあけた、木でできたケース。
母子手帳にいつどこの歯が抜けたかだけは、私も書いています。
子どものことなら何でも記録しておきたいと思っていて。
でも、歯を取っておくということについては決めかねていました。
今日のこどもzakka「乳歯ケース」
うちにこの「乳歯ケース」がやってきたのは、ちょうど抜け始めた子どもの歯をどうしたらいいかと悩んでいた時です。
私の誕生日のプレゼントを持ってきてくれた親友が、子どもにも、と持ってきてくれたのがこの「乳歯ケース」。
コンパクトに、まとめて入れておくタイプのものです。
子どもの抜けた歯を子どもに投げさせるか取っておくかで悩んでいた頃。
「乳歯ケース」というものを妊娠してから知って、へその緒を取っておくのと同じ感覚で考えていました。
なんとなく、自分の子どものものなら何でも取っておきたくなるのかな、と思っていましたが、実際に歯が抜け始めたころ、ふと疑問に思うように。
結局のところ、歯も人体の一部では? と。
子どもの一部だった歯を捨ててしまうのもしのびないですし、かといって、ずっと取っておいてその後どうするのか、とも思います。
ネットで調べてみると、「乳歯ケース」にもいろいろな種類があって、買うとしたらどれにするのかも悩みどころ。
そんな時に、親友が思いがけず持ってきてくれた「乳歯ケース」。
いただいた以上は使いたいと思い、結果、歯は取っておくことにしました。
いろんな「乳歯ケース」があって選ぶのが楽しいですね
全部とっておくのかは、まだ考え中です
乳歯は全部で20本。
これを全部とっておくかどうかは、まだ考えているところです。
いただいた「乳歯ケース」に全部入るとは思いますが、私の中ではどうしても、これを取っておいてどうするのか、ということを思わずにいられません。
どうするもこうするも、思い出の品ということになるのでしょうが、自分の乳歯を1本も残しておいていないので、残しておくということに、あまり価値を感じられないのかもしれません。
子どものものですので、将来、子どもに決めさせるのもいいかも。
実家に置いておくと言われたらどうしよう…(笑)