子どもにおこづかいをいつから渡しますか?金額の相場や与え方で私も悩みました②

 

子どものおこづかいについて、急に気になりだして考え始めたのが幼稚園を卒園間近の3月でした。

ママ友さんとの会話の中からヒントを得たり、本を読んだりしておこづかい制にしようと決めて、はじめてあげたのは小学1年生の5月。

子どもにおこづかいをいつから渡しますか?金額の相場や与え方で私も悩みました①
幼稚園も卒園間近になった頃、ちらほらとママ友さんとの話の中に「おこづかい」というワードが出るようにな...

 

いろいろな考え方や価値観があるとは思いますが、我が家ではどうしているのかをご紹介したいと思います。

 

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我が家のおこづかいの考え方

 

我が家でおこづかい制にするにあたって決めたことがあります。

・金額は1日学年×10円(1年生なら1ヶ月300円前後)

・おこづかい帳をつけること

・使い道は、まずは自分の娯楽から(必要な文具やおやつは家で用意)

・おこづかいとお手伝いは切り離して考える

・お年玉などまとまったお金をいただいた時は使い道をその都度話し合って決める

 

基本はこの5つとして、何か問題が持ち上がったらその時に話し合ったり考えたりすることにしました。

これは、本を参考にしたりママ友さんの話を参考にしたりして、我が家にあったところだけを取り入れたものです。

 

金額の決め方

小学1年生からおこづかいをあげることにしたので、はじめ金額の相場がわかりませんでした。

 

お手伝いをしたらおこづかい、というやり方のママ友さんが、1回10円をあげていると言っていたので、毎日1回何かお手伝いをするとしたら少なくとも1日10円になるかな、と考えて決めました。

学年が上がっていくと、使い道も増えるだろうと思ったので、1日学年×10円としてみました。

我が家では月によって31日なら310円、29日なら290円(1年生の場合)。

そこはきっちり、1日いくらで渡しています。

 

おこづかい帳をつける

お金の流れを早くから知ってもらいたいと思い、もらったり使ったりしたら必ずおこづかい帳をつけるということ決めました。

数字で見ると、今月は使い過ぎたとか、貯まってきたなということがわかります。

 

使い道

1年生だと、31日あれば1ヶ月310円です。

この310円で、どこまで賄えるかということを考えた時、今の時代ではたくさんは無理だなあと思いました。

おやつも、毎日食べたいでしょう。

学校で必要な物や衣服などは当然親が用意します。

では、何に使ってお金について学んでもらうかと考えた時に、今はまだ子どもにとっての贅沢品に使うのでいいのでは?と思いました。

 

例えばうちの子の場合、買い物に行く度に口癖のようにガシャポンをやりたいという時期があったのですが、それを毎日はやらせられません。

やりたいなら、自分のおこづかいでどうぞと言うと、そこで考えるようです。

・どうしても欲しい物ならやる

・そこまででもない(ただガシャポンをやりたいというだけ)なら、我慢する

など、いろいろ自分の頭で考えてやる時もあればやらない時も。

 

始めは、欲しい気持ちのいきおいのまま買ってしまって、おこづかいが足りなるなどの失敗もありましたが、そうした失敗も含め、自分の頭で考えて身の丈にあったお金の使い方を学んでもらいたいと思いました。

 

・欲しいものがあった時、どうおこづかいをやりくりすればいいのか

・お金が足りなかったら我慢することも大事

・何でも手に入るわけではない

などを一番ダイレクトに感じられるのが、日ごろ親があまり買ってくれないような子どもにとっての贅沢品だと考えたのです。

 

お手伝いではおこづかいを渡さない

お手伝いをしたらおこづかい、というやり方を否定するわけではありません。

ただ、お金をもらわなくても家族なら家の中のことを手伝うのは当たり前という感覚です。

今はまだ低学年で、お手伝いをするイコール家族が助かる、という考えを持ってほしいと思っています。

もう少し成長したら働くことで報酬を得るということも知ってもらいたいので、その部分はまた検討したいなと考えています。

 

まとまったお金をいただいたらどうするか

お年玉や、おじおばからおこづかいを臨時にいただいたりすることはあります。

今までは有無を言わさず親が取り上げ貯金していました。

でも年長になった頃、何か欲しいものが出た時に「あの時のお金があったよね?」と言うことがあったのです。

実際は使いこんだりしていないのですが、自分がもらったお金を親に取り上げられて使われているかも、と思われても困ります。

いただいた時は、その中からいくら使っていくら貯金するのかということを話し合って決めることにしました。

そうすれば、いざという時にお金が貯まっていて助かるんだということも教えて行けるのではないかと考えました。

 

今日の1冊 「小学生のこづかいちょう 」

始めは練習もかねてだったので、何でもいいと思っていたのですが、このおこづかい帳は書く欄が大きくて書きやすそうでした。

1年生は字を習ったばかりだし、小さく書くということも難しいだろうと思ったので、大きな字ではっきりと書ける点が気に入り、ずっとこれを使っています。

毎年、違う動物の絵柄で発売されています。

 

 

お金についての勉強を子どものうちからするということ

 

今の子どもは恵まれているなと思うことがあります。

いろいろな情報が入るようになって、子どもの教育についてたくさんの価値観ややり方を親が知ることができます。

それで迷うこともあるわけですが、自分が子どもの頃に比べれば親がことこまかに教えてくれることが多くなったし、そのためのマニュアル的な本もたくさん出ています。

 

学校の勉強ができるだけでなく、生きていく上で大切なたくさんのことを小さい頃から覚えることで、結果的に我が子が助かるのであれば、親としては頑張って教えたいと思いますよね。

そんな大切なことの1つがお金についてだと考えています。

個人的には、早くからお金のしつけを始めたことは良かったと思っています。

早く始めてすぐには理解できないだろうという意見も聞きます。

でも、我が子を見る限り、積み重ねていくうちにわかってきていると感じているので、今のところは早過ぎたとは思っていません。