春休みに入ると、春休み仕様の生活になってしまって、それに慣れたころ、また学校生活に戻るので気持ちの切り替えをしなければいけません。
幼稚園に行き始めたころ、夏休みになっても冬休みになっても同じ時間に起こして、毎日幼稚園に行くのと同じように過ごそうと考えていました。
生活リズムが崩れると、戻すのに大変だと思ったからです。
そんな考えは、すぐになくなってしまいましたが。
なぜかというと、親が規則正しい生活を続けられなかったからです(苦笑)
今日はいつものところに行かなくていいと思うと、ついつい、ダラダラしがちになってしまいますね。
こういう時は、いそごうという気持ちにはなりません。
毎日「いそいで」と言わない日はない
子どもを産んでわかったことですが、なぜか大人はいそいでいるなあということ。
バタバタしていることが、多くなって、忘れることもたくさんあって。
思った通りになんか、絶対生活できません。
それは、自分のことだけしていればよかった時とちがうということ。
子どもが自分のことを一通りできるようになるまでは、気にかけてやらないといけなくなったからなのですが。
でも、いそがなくてもいいのでは?
と思いますが、子どもは待ってはくれません。
1日だって24時間しかないですしね。
それに加えて私の場合、自分の時間が欲しくて、その時間を作るためにやらなければならないことを急いで終わらせようとしていました。
だから、今も子どもをいそがせるのは、大人の私の都合なのです。
今日の絵本「いそいでおでかけ」
五味太郎 童心社
おでかけシリーズの新刊です。
さるの子がいそいでおでかけしますが、わすれんぼうで、何度もいろんなものを取りに戻ります。
最後は、えー? それも忘れたの?
というオチです。
やりたいことが頭にあって、そのことだけに集中してしまって結局それも「なんだったっけ?」ってなってしまうこと、あります。
大人でも。
うちの子どもも、出かけるよっていうと、靴下もはかず上着も着ないで、玄関までやってきては戻るということが、今でもあります。
私も、銀行に行こうとして通帳を忘れるとか、買いにでた物と違う物を買ってきて本当に買わなければならないものを忘れるなど、大人になっても結構あります(笑)
いろいろなことを考えている間に、すっかり、最初の目的を忘れてしまうんでしょうね。
あわてず、さわがず、落ちついて
多分、ほとんどの毎日は時間に追われて生活しているのだと思います。
やることをメモしていても、そのメモを忘れるくらいですから。
そして、あれもこれも、やることだらけ、やりたいことだらけ。
落ちつかないのは、準備不足もありますし、気持ちだけ先走っているからでしょうし、そういう時にちょっとした失敗や忘れ物をするんですよね。
あわてず
さわがず
落ちついて
ゆったりとした気持ちで、毎日を過ごせるといいなあと思います。
気持ちがゆるみ過ぎても忘れ物、しちゃいますけどね(笑)