我が家の子どもが通う小学校では、学童へ行っている子が多く、お盆休みが明けると子どもたちはまた学童へ行き始めます。
我が家では、私が今は専業主婦なので学童へはいけません。
お盆休みに少し友達と遊んだ以外は、ほぼ日中を私か祖父と過ごすことに。
宿題も7月中に9割方終わらせてしまい、習い事やお祭り、たまに幼稚園時代の学区が違うお友達と遊んだり、近くの公園へ行って池の鯉にエサをあげたりと特別なイベントはありません。
夫の仕事の関係もあり今年は旅行へも行けず、いとこが1週間ちょっと帰省したので久々に遊んだのが去年と違う点でしょうか。
各家庭で夏休みの過ごし方はだいぶ違っているようですが、みんな悩みは同じ
それぞれの事情があると思います。
我が家の事情、お友達の家の事情。
○○さんはテーマパークへ行ったんだって、などと聞くと、正直心がざわつくこともありますが、同じようにはいきませんよね?
習い事で親しくなったママ友さんと待ち時間に話をしていたら、結局悩みは同じだなあと思いました。
そのママ友さんは共働きのため、お盆休みに実家へ帰省(他県)しただけで、他にはどこへも連れて行けなかったといいます。
でも、他県なので旅行気分でいいなあと私なんかは思ってしまいます。
その方は、私が毎日ではないけれど、近所ではあるけれど、あちこちに子どもを連れて行っていることがうらやましいと言っていました。
私は逆にどこか旅行でも行きたかったなあ(笑)
普段、子どもと過ごす時間が短いお母さんは夏休みくらい一緒に過ごしてやりたいと思うのかもしれません。
私のように、毎日密接に子どもと過ごしている母は、たまにいつもと違う場所へ行って気分転換をしたいと考えたり。
どちらも結局ないものねだりなんですね。
今日の絵本 「サンタのなつやすみ」
レイモンド・ブリッグズさく さくまゆみこ やく あすなろ書房
「さむがりやのサンタ」の第二弾、コマ割になっているマンガのような絵本です。
サンタはたいくつしているので夏休みの計画をたてます。
そりを改造したキャンピングカーをトナカイにひかせて、フランスやスコットランド、ラスベガスへ行きます。
立派なひげとトナカイとで正体がバレバレですが、食あたりになったり、プールを楽しんだりして夏休みを過ごします。
お財布もさみしくなって、サンタの仕事へ戻らなければならなくて帰宅するとプレゼントをリクエストする手紙の山!
いろいろあった夏休みでしたがサンタには充実したものだったようです。
読み聞かせもしていましたが、我が家の子どもは、マンガのようになっているので自分で読めるようになってから、また出してきて読んでいます。
夏休みはその子にとって有意義であるなら、ダラダラ過ごすのもいいのかも
絵本のサンタはいろんな国に行っていろんな経験をして帰ってきますが、現実の世界ではそんなことが出来る人は一部です。
長期の休みが始まるころには必ず「毎日どうやって過ごそう」と頭を抱えている私ですが、地元のイベントを調べて行けそうなものをチェックしておいたり、今日は片づけの日と言って断捨離を手伝わせたりと、幼稚園に入園してから今まで何とかクリア(笑)してきました。
何も考えが浮かばない日や天気の悪い日はダラダラとDVDを見たり、本を読んだり、今日何かしたっけ? という日もあります。
でもよく考えたら、自分が子どものころも結構ダラダラと過ごしていたような気がします。
私の母も専業主婦でしたが、免許も持っておらず特別どこかへ連れて行ってもらった記憶もありません。
友達と遊ぶ以外は、毎日家にいてマスコットを作ったり、テレビをみたりしていたと思います。
大人になって、これほどダラダラできる日はないので、子ども時代にダラダラ過ごすことも案外大事なかもしれません。
ダラダラしているようで、頭の中は何かと考えているものです。
とりとめのないことでも、考えをめぐらせることは思考力を高めるのではないか? というのは夏休みのダラダラに対する言い訳でしょうか(笑)