近頃の運動会は、地域によって春と秋のどちらかのようですね。
我が家の地域ではだいたい5月~6月にかけて。
比較的天気も安定していて、行事が重ならない時期になっているのでしょうね。
熱中症の心配もしなくて済みます。
私の両親などは、昔は体育の日に合わせてやっていたとよく話しますが、私自身が子どもの頃は、運動会と言えば「春」でした。
ゴールデンウィークが終わると練習にも熱が入ってくるようです。
我が家の子どもも、毎日応援歌などを口ずさんでいて楽しみにしています。
親も一週間まえくらいからお弁当のことを考えたり、持っていくものの準備をしたりと気持ちが落ち着きません。
毎年悩むお弁当、でも毎年ほぼ同じ内容です。仕出しを頼む家庭も
子どもの学校では午後の2時くらいまで運動会をするので、お弁当は必須です。
住んでいるところでこれも違っていて驚いたのですが、運動会を午前中で終わりにしてお弁当は無しの小学校や、親の参加が難しい子どものために教室で子どもたちだけでお弁当を食べるところもあるという話を聞きました。
友人のところは、午前も午後も子どもが出る競技だけ見にいって、お昼になると保護者は一旦家にお昼を食べに帰ると言っていました。
正直、それ、いいなあと、毎年お弁当に頭を悩ませている私としてはうらやましく感じたりして(笑)
そうやって毎年悩むけれど、新しいことは思いつかず変えるのも結局面倒なので、メニューはだいたい同じ。
同じお弁当派の友人に写真を見せてもらったことがありますが、やはり、毎年同じだと言っていました。
最近は、周りを見てみると折り詰め弁当や、オードブルを頼んでいる家庭もあります。
我が家も今年は折り詰め弁当やオードブルを頼むか検討中です。
毎年、朝早くからお弁当を作るのも大変なのです。
我が家はどちらのジジババも見にくるので、人数が多いしほぼ大人。
食べる量を考えると、普段よりたくさん作らなければならないのです。
何か所か問い合わせてみると、運動会に折り詰め弁当やオートブルは当たり前になってきていて、それ用のメニューもあるとか。
しかも、会場まで届けてくれるというサービスの良さ。
年に何度も作るわけではないのでお弁当くらい作っても…、とも考えますが、無理をしないことも大事だなあと、毎年運動会で親も疲れるので気持ちが揺れています。
今日の絵本「だいぶつさまのうんどうかい」
仏さまたちが集まって運動会をするという、設定がとっても壮大で意外性が面白い絵本です。
知っている大仏さまも出てくるので大人も楽しめるし、いろんな仏さまがいるのだということが、子どもにもわかりやすくなっています。
1000年ぶりに立ち上がって参加の大仏さまや、たくさんの手を使って玉入れをする千手観音さまなど、それぞれの特長をいかした運動会の様子が面白い。
紅白帽をかぶっていたり、筋肉痛になったりと自分たちの運動会と重なるところもあるので親近感がわいてきます。
観光などで仏さまをおがむ機会があった時に、思い出しそうなくらい、お話も絵も印象深くて、仏像が何だかまだわからない子でも楽しめそうですね。
目の付け所がすごいなあと感心した絵本です。
ちょっとした解説も書かれているので、勉強にもなりますよ!
競技にも出ていないのに、毎年親も疲れるのは何故でしょう(笑)
話は少しずれますが、私は子どものころから運動会が嫌いで、毎年雨が降らないかとお祈りするような子どもでした(笑)
走るのが特に遅くも早くもないし、運動やスポーツ自体やりたいと思うことがなかったので、そんなやりたくもない運動をみんなでそろって休日にやる意味がわからなかったのだと思います。
体力もない方でしたし(それは今もですが)。
そんな私なので、親子競技もでません。
運動神経に自信がある人がやればいいと思っているので、体育会系だった夫の出番というわけです。
場所取りは夫がしているし、私は朝早くからお弁当を作るくらいしかしていません。
あとは我が子の競技を見ているだけなのに、運動会が終わると親の私も疲れ切っているのは何故なのか、毎年不思議です。
いつもより早く起きているのと、ずっと何時間も外で風に吹かれているのも案外疲れる理由かもしれません。
あとは、子どもが走る番になると、コースの近くまで行ってビデオを撮って、を何回か繰り返すので、それで疲れるのかも。
ひとつ行事が終わってホッとするというのもありますし、子どもの頑張りを見るのについ力が入ってしまっているのでしょうね。
迷っていましたが、今年は疲れを少しでも軽くするために、折り詰め弁当かオードブルにさせてもらおうかなあと、今決めました(笑)
子どもの行事だからといってはりきって無理をすることなく、親もゆったりとした気持ちで楽しみたいですよね。