本当の誕生15周年は2017年だったのですが、2018年も各地で引き続き「くまのがっこう展」が開催されています。
近くで開催された時、都合が合わずに行けなかったのでとても残念でした。
私はわりとジャッキーが好きで、子どもにも読ませようと絵本を買ったり借りたりしていた頃もありました。
でも当時、我が家の子どもはあまり興味を示さなかったので、子どもの好みもありますし、しょうがないなと思っていたのでした。
希望がなければあえて読んで聞かせることもせず、絵本もしまい込んでしまって。
どちらかというと、「ジャッキーのいもうと」である「がんばれ!ルルロロ」をテレビで見ていたせいかもしれません。
そんな我が家の子どもも、映画「くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ」が公開されたときは、見たいと言いました。
大好きなジャッキーを、子どもと映画館で見る日がくるとは思わなかったので嬉しかったです。
その後、前作「くまのがっこう 〜ジャッキーとケイティ〜」のDVDも借りてきて見ましたし、絵本も出してきて読んでいます。
そして、今は大好きなキャラクターのひとつのようです。
いいなと思うようになる時期は、それぞれ違うようです
小さい頃はあまりジャッキーに興味がなかったようなのに、映画に行きたいと言った我が家の子ども。
何故なのか気になって、映画を観に行った時に子どもに聞いてみたところ、今になってジャッキーがかわいいと思い始めたということでした。
好きになったり、卒業したりと子どもなりに時期があるのでしょうね。
大人からしたら、だいたいこの年頃にはアンパンマンだよね、とか、そろそろヒーローものも卒業かな、という思い込みもあって、なかば押しつけになっていることもあるかもしれません。
でも、子どもは成長過程で好きなものも変わるし、自分で選んでいくようになるんだなと感じた出来事でした。
大人の価値観で押し付けたり否定したりしないように気をつけたいと反省。
我が家の子どもが我慢して受け入れるタイプでなかったのは、幸いでした。
予定が合わなくて、「くまのがっこう展」へ行けなかったのも私同様残念がっていたので、次回は必ず行こうと約束しています。
その頃まで、ジャッキーを好きでいてくれるかわかりませんが。
今日の絵本「くまのがっこう ジャッキーのしんゆう」
ジャッキーにはくろくまのぬいぐるみ、チャッキーという「しんゆう」がいます。
でも、プレゼントされたうさぎのぬいぐるみに夢中になっている間に、チャッキーがいなくなってしまいました。
心配になったジャッキーは一生懸命探しますが…。
最後はチャッキーも見つかってハッピーエンドですが、我が家の子どもは「うさぎはどうなったの?」と首をかしげていました。
私は、ジャッキーはもちろん好きなのですがチャッキーも好きで、この絵本のチャッキーの気持ちを考えると胸が痛くなるのです。
完全に擬人化してますよね。
子どもとは絵本1冊とっても感覚が違っていて、親子でもやっぱり違う人間なんだなとあらためて考えさせられた絵本です。
「しんゆう」のありがたみを実感!
最近、帰省していた親友がお土産がわりに「くまのがっこう展」のグッズを買ってきてくれました。
行けなかった話を覚えていてくれて、自分の住んでいるところで開催されたときに購入しておいてくれたのです。
クリアファイルには「15th」と入っているので記念になりますし、さっそく学校からくるお便り入れとして使うことにしました。
マスキングテープは少しもったいなくてまだ使っていませんが、きっとずっと使えない気がします(笑)
マスキングテープは内緒なのですが、同じクリアファイルを子どもにもくれました。
こういう心遣い、とってもありがたいですよね。
私も、さりげなくこんな気の利いたことができる人でありたいです。
お互いに生活が変わったり、会える機会が少なくなったりしながらも、つきあいが続いている私の「しんゆう」のような人と、我が家の子どももめぐり合って欲しいものです。
ジャッキーとチャッキーのお話から、何かを感じ取ってくれていると嬉しいなあ。