子どもの通っている小学校では、秋の遠足が徒歩遠足です。
その前に各学年で校外学習があって、それは学習先までバス移動なのですが、遠足は必ず徒歩。
実は本日、その徒歩遠足の日です。
日程をみると、目的地まで約1時間半。
1年生から6年生までの全学年で、歩いて行きます。
途中休憩しながらだとは思いますが、1年生の初めての徒歩遠足の時は少し心配になったものです。
リュックと飲み物を入れるとすごく重く感じる水筒を小さい体に背負って、1時間半も歩くのかと思うと、家にいても落ち着かない気持ちになってしまいました。
雨が降ると、学校でレクリエーションをするということで、天気はどうあれ、遠足の準備をしていきます。
前の日おやつを買うまではいいのですが、当日は今でもゆううつだそうです
我が家が住んでいるところは、車必須の地域。
普段でも、移動手段は車。
毎日、乗らない日はありません。
自発的にウォーキングでもしている人でなければ、まず長い距離を「歩く」ということが習慣ではないため、子どもも大人も多分あまり体力がないのでは?と思っています。
実際、私も子どもも歩くのを億劫に思う方。
なので、毎年、徒歩遠足が近づくと子どもはゆううつな気分になるといいます。
なぜなら歩きたくないから!
遠足が嫌だというより、歩きたくない。
口では「頑張って行って来ようよ~」などと言ってはいますが、私もその気持ちがわかるので、ついつい子どものために心の中で雨ごい(笑)
おやつを買うのは楽しいので、遠足のことで楽しいのはそこまでだそうです。
残念ながら、今日は雨が降らなかったのできっと遠足に出発したことでしょう。
今日の絵本「あしたえんそく! らんらんらん」
さく・え 武田美穂 ポプラ社
あしたはえんそく。持っていくものの準備もしたし、目覚ましもかけたし、天気予報も晴れのよう。
あとは寝るだけなのに、わくわくしすぎて眠れない!
ごろごろ寝返りをうっていると、体はかゆくなってくるし、いろんな音が気になるし、またまた天気が気になるし、なかなか眠れません。
ようやく眠りにつけたのは夜の10時を過ぎてから。
次の日の行きのバスの中では、あらあら、みんな寝ちゃってます!
マンガのようにコマ割りの多い絵本ですので、読み聞かせをするよりも子どもと一緒に会話をしながら読んでいくといいかもしれません。
こういう、わくわくどきどきする気持ち、眠れなくなるくらい興奮した夜は遠足ではなくても誰もが経験していますよね。
子どもだけでなく、大人も子どものころを思い出せる1冊だと思います。
毎年帰ってきた時には、「楽しかった!」と言う我が家の子ども。案外、そういうものですよね
朝、学校へ向かう時は嫌だ嫌だと言って行きますが、遠足を終えて帰ってくると必ず「楽しかった~!」と言います。
不思議と今まで雨にあたったことがないので、毎年「嫌だ」⇒「楽しかった」を繰り返しています。
遠足に限らず嫌だと思ったことでも、やってみたらそうでもなかった、ということは大人でもありますから、子どもだって一緒。
気がのらないことでも、避けずにやってみた方がいいこともあるのだと思います。
何より、普段あまりにも歩かないので遠足の1日くらいは歩いた方がいいですよね。
そう言いつつ、自分が生まれ育った地域ではなかった行事なので、今やれと言われても私も嫌だなあ(笑)
本来なら楽しみな遠足、絵本のように前の日から眠れないくらいに楽しみにしている方が、いいのでしょうけれど。
いやいやでも頑張って行った今日、我が家の子どもが帰ってきてなんと言うか今回も楽しみです。