低学年向けの国語辞典を購入。中身を見てびっくりしました! 国語辞典は年齢に合わせたものをおすすめします

 

私自身、国語辞典は古いけれど数種類持っていて、学生の頃は簡易的なものから大辞典的なものまで幅広く使用していました。

結婚してからも、使うことがあったので厳選して冊数をしぼり、何冊か一緒に嫁入りして今も手元にあります。

でも今はわからないことがあると、すぐスマホなりPCなりで調べてしまうので本棚の奥から出すことはなくなりました。

 

子どもの学校から特にこれを購入してくださいというお知らせはまだありません。

でも最近、いろいろと難しいことも聞いてくるようになったので、私の浅い知識だけでは答えきれなくなってきました。

 

家にも私の国語辞典があるし、古いけれどよほど新しい言葉を探すでもない限りまだ使えると思っていたので、それを子どもに与えようと考えていましたが、本屋さんで低学年用の国語辞典を見て考えが変わりました。

 

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国語辞典に低学年用というものがあるということを初めて知りました

 

頭の片隅に、保育園を卒園する時に記念にいただいた国語辞典を私自身持っていたという記憶があります。

でも、その中身がどんなものだったのかの記憶はなく、いただいたものを使っていなかったか、単に忘れてしまったのかもハッキリしません。

というわけで、本屋さんで見つけた時に、国語辞典も低学年用というものがあるんだということを事実上初めて知ったのです。

 

考えてみれば当然ですよね。

いわゆる、大人向けの国語辞典はモノクロ印刷のものが多く、ふりがなもたくさんふっているわけではありませんし、低学年の子にそのままこれを使って調べなさいと渡されても難しいと思います。

 

その点、低学年用の国語辞典はカラフルで、平易な日本語で意味が書かれていて、ほぼすべてにふりがながふってあるのです。

そして、イラストがとても豊富。

調べるのが楽しくなりそうな作りになっているのです。

 

今日の本「新レインボー はじめて国語辞典(オールカラー)」

 

オールカラーで見やすいとともに、すべての漢字にふりがながふってあります。

イラストがたくさんあって、「あ行」「か行」と色分けをしたうえ、「あ行」はアザラシのイラスが「た行」だとたぬきのイラストが描かれている見出しになっていて、1年生からわかりやすく楽しんで使えるように工夫されています。

 

ページの下には慣用句や四字熟語が載っていて、読み物としても楽しめそうです。

言葉の意味の説明が2ページにまたがらないように配慮されていたり、学校で習う言葉が収録されているなど、低学年でも少し教えれば一人で辞書を引けるようになると思います。

 

年齢相応の国語辞典を使うということは、実はとても大事なことかもしれません

 

驚いたのはそれだけではありません。

大人と同じ国語辞典を使わせることに、親として一番気になっていたのは、字が難しいからでも、ふりがながふってないことでもありませんでした。

 

心配だったのは今の年齢でまだ知って欲しくない言葉が自然に目にはいってしまわないかどうか、ということでした。

 

考えすぎだと笑われそうですが、知るべき時期に知った方がいい言葉というものがあると思うのです。

それらがどんな言葉をさすのかはハッキリと言わなくてもわかっていただけると思いますが、実は低学年用の国語辞典にはそうした言葉が載っていないのです!

 

ということは調べてみたのね、と言われそうですが(笑)、まあ、調べたわけです。

この事実を知った時に、年齢にあった辞典があるということに納得がいきました。

読めるとか理解できるとかだけではないのです。

今知らなくてもいい言葉が目に入らないということ、結構大事だなと思いました。

 

テレビや、最近話題になったのはコンビニの成人雑誌についてですが、知ろうとしなくても耳から目から入ってくる情報がたくさんあります。

いずれ知る情報ではありますが、子どもにとって今は必要としない情報と思ったら、選別することも親の仕事だと考えています。

 

それは国語辞典にも言えることだったのです。

世の中の親御さんには新しい情報でも何でもないのかもしれませんが、私のように中身を見てみるまで気づかなかった方もいるかもしれません。

国語辞典は断然、年齢に合わせたものを使わせることをおすすめします。