だんだん寒さも厳しくなってきて、あと1週間ほどで12月ですね。
街にも早いところではイルミネーションが飾られたり、先週行った図書館でも、クリスマスコーナーが設けられていました。
私が子どものころにはすでに今のようなクリスマスの習慣が根付いていましたから、そうとう古い時代から日本ではクリスマスを楽しんできたのでしょう。
私自身も、特に理由もなくこのシーズンは浮足立って(笑)、ツリーを出したり子どものプレゼントを考えたりと、楽しい気分になります。
でも、考えてみれば元はキリスト教のお祝いですよね。
キリスト教もいろいろ教派がありますが、私自身カトリック系の大学へ進み、子どもはカトリック系の幼稚園を出ていますので、キリスト教徒ではありませんが、クリスマスの「イエス・キリスト降誕」のお話や「讃美歌」「礼拝」なども身近でした。
家族や実家など、基本は家が仏教ですからお墓参りにもいくし、厄年や七五三には神社にもお参りするなど、八百万の神を信仰する日本人らしい宗教観です。
ほとんどの方がそうですよね?
そんな中、当たり前に根付いているクリスマスって、日本ではいつ頃から始まったのでしょう。
クリスマスは結構昔から日本で行われていたんですね!
興味がわいたので、ざっくりと、ネットで調べてみました。
1552年、教科書でならうあの「フランシスコ・ザビエル」が12月24日にミサを行ったことが、日本でのクリスマスの始まりと言われています。
1560年代にはいくつか記録にも残っていて、キリシタンが降誕祭を行ったなどの記述がみられるということです。
その後、江戸幕府が1612年にキリスト教禁止令を出してから1873年に禁止令が解かれるまで、クリスマスが行われることはありませんでした。
禁止令が解かれてからは再び行われるようになり、徐々にキリスト教徒以外にも広まっていきました。
第二次世界大戦中は、当然クリスマスどころではなく下火に。
戦後は復活して現在では恒例行事となっています。
世界大戦前までの間に、クリスマスの定番であるケーキやクリスマスメニュー、パーティやツリーを飾るなど商業的な盛り上がりから家庭にも波及して、今では家庭でのパーティも当たり前になっていますね。
また、サンタさんからプレゼント、という形になったのは明治39年です。
1906年12月18日付けの新聞に救世軍による「貧しい人々へのクリスマスプレゼント」について書かれていて、これががクリスマスプレゼントの習慣の始まりです。
これが、徐々に一般に広まっていって今のような形になりました。
日本にキリスト教が伝来してからなので、とっても長い期間を経て今の日本独自のクリスマスになったのですね。
今日のzakka「マークス ハウスツリー」
MARK’S
クリスマスまで毎日1つずつ飾りつけをしていく、アドベントツリーです。
残念ながら、このタイプのものは現在売られていないよう。
昨年、フランフランで見かけたような気がするので、今年ももしかしたらあるのかもしれませんが、今は同じMARK’Sから、飾りを引っかけるタイプのアドベントツリーが発売されています。
これもすごくかわいくて欲しくなってしまいます~(^^;)
小さい子ですと、こちらの方が飾りやすいかもしれません。
うちの「ハウスツリー」は飾りによっては大きくて入らない場所もあり、無理に入れるとはまってしまって取れなくなることも。
でも、我が家の子どもは毎年これを飾り付けるのを楽しみにしているので今年も出します。
「いい子」にはサンタさんからプレゼントがもらえます、いつまで信じているかな?
私がサンタさんは親だと確信したのは4年生の冬。
うすうす気づいてはいたものの、親がプレゼントを置いているところを見たわけでもないし、それまでははっきりとわかりませんでした。
なぜ気づいたのかというと、プレゼントの一部に父が勤めていた会社の販促品が含まれていたからです(笑)
親としては、おまけ程度のつもりで一緒においたのでしょうが、当然会社名が入っているので気づきます。
サンタさんがクリスマスだからと、特別に父の勤め先の販促品を追加してくれるなどの気をきかせるはずもありませんしね。
実家では欲しいものがプレゼントとしてもらえるわけではなかったので、親が用意できる範囲のプレゼントでしたし、欲しい物をもらえていた友達との差にも疑問があったので、その販促品でやっぱり!となったのでした。
それでも親には感謝していますし、イベント好きなのもありますが、私なりに今もクリスマスを楽しんでいるのは、そうやって出来る範囲でもクリスマスという行事をきちんとしてくれたという背景があったからだと思います。
我が家の子どもはまだサンタさんを信じています。
そのため、最近急に「いい子」になっています(笑)
クリスマスまでに「いい子ポイント」をためるそうです(そんなのあるの?)。
そんな付け焼刃的な「いい子」にもサンタさん(親)はプレゼントを用意しちゃうんですよ!
かわいい我が子にもクリスマスを楽しんでもらいたいですからね。
商業イベントでもいい、宗教観が違ってもいい、クリスマスにかこつけてなんとなく楽しむでもいいです。
せっかく盛り上がるシーズンですから、思い切りクリスマスを楽しんだ方が毎日ハッピーな気がしませんか?
アドベントツリーやアドベントカレンダーは毎日わくわくしながらクリスマスを待つ楽しさを味わうことができるのでおススメです。