季節ごとに衣替えをしたくないので、季節別にしまわずにすべていつでも取り出せるように収納したのがこの夏。
さすがに買い置きしてあった今のサイズより上のサイズのものは毎回出さざるを得ないので、寒くなってきたことだしと、この度出してみることに。
私が子どもの服を買うのは、ほぼバーゲン。
例えば今年の夏の終わりに、来年の夏用のものを安く買っておくという感じです。
まだあまり自分の好みを言ってこないので、ほとんど母セレクトで大丈夫な我が子。
あまり流行に左右されない無難なもの、そこに私の好みも少し加えて、これだというものがお安くなっているのを見つけた時の嬉しさと言ったら!
だいたいこれまでは、今着ているサイズの次のサイズの物を買っておくので良かったのですが、今回出してみると、えー!小さい?
子どもの成長の度合いは、毎年同じではないということを実感しました
今までも、急に背が伸びたり体重が増えたりといったことはあるのですが、去年買っておいたワンサイズ上の服が小さくて着られなかった、ということはありませんでした。
それが、今期は誰が見ても短いよねというくらいズボンは短いし、痩せているほうなので着られなくはないけれどトップスの丈と袖が短いのは明らか…。
全滅ではありませんが、買い足さないと間に合わないのではないかと思います。
特にボトムスが今回足りなくなるのは確実。
成長もしていることは確かなのですが、身長に合わせて買っているはずなのに、メーカーやブランドによってサイズ感がちがうということも、今回の敗因(?)かもしれません。
同じサイズのズボンなのに、七分丈でもないはずなのに、なぜこんなに丈がちがうのでしょうか。
すこーし調べてみると、平均して4歳頃に身長100㎝くらいになり、そのあとは思春期までに年約6㎝くらいずつ身長が伸びていくようです。
じゃあ、やっぱり今年130の服を着ていたら来年は140を買っておけばいいのでは?と思いますよね?
ちなみに幼稚園でもらった成長記録を見てみると、我が家の子どもはなんと年8㎝も伸びていました!
今日の絵本「てぶくろをかいに」
やや強引ですが、買い物つながりで寒くなってきた今の時期に読みたい名作を。
長い間読まれ続けているベストセラーだけあって、いろんな方が挿絵を描いていますが、私が持っているのは「こぐまちゃん」シリーズでおなじみのわかやまけんさんのものです。
冬がきて手が冷たいというこぎつねにてぶくろをかってあげようとする母ぎつね。
ちいさいおててを人間の子どもの手にかえて、はくどうかを2枚もたせておつかいにいかせます。
こぎつねは、間違ってきつねの手をぼうしやのとびらのすきまから出してしまいますが、ぼうしやの主人はお金を確認するとてぶくろをこぎつねに売ってくれました。
母ぎつねの不安やこぎつねの無邪気さ、人間の優しさなどいろんな感情がこの絵本を読むと出てきます。
なかでも、母ぎつねのこぎつねに対する愛情に、子どもがいる人間の母も心打たれるものがありますよね。
現代ではあまり聞くことのがなくなった、美しい言葉づかいにも癒されます。
寒い時期、てぶくろを出す頃になると必ず思い出す絵本です。
大きくなるにつれて、いろんなものの必要な時期が違ってくるものですね
小学生になってからの身長の伸び率はそれほどでもなくなりましたが、おそらく伸び率よりもその子の伸びる時期が関係してくるのでしょうね。
今までは、年に8㎝伸びようが6㎝伸びようが、服を買っておくタイミングがたまたま合っていて、いざ着る時にも小さいということがなかっただけ。
今年は身長が伸びるタイミングと買っておいた服のサイズが合わなかった、そう考えるよりありません。
とりあえず、サイズアウトしてしまったものは我が家の子どもと同い年だけど少し小柄な姪っ子にでも着てもらいます。
次からは一体いつのタイミングで買うといいのでしょうか。
必要な時に必要な物を買うというのが一番いいのはわかるのです。
今回のように無駄買いもないですしね。
でもでも、バーゲン好き、赤札好きの私の楽しみは?
そうは言っても今はズボンが必要。
明日「ズボンをかいに」行ってこようかと思います。