毎日、夕飯の献立を考えるのが面倒! 全然思いつかない日は基本にかえります

 

姑がこの世を去ってから、私が食事の支度をすることになって数年。

料理の腕は普通だし、レパートリーももともと多い方ではなかったことに加えて、40過ぎまで楽をさせてもらっていた私。

急に立場が変わって、最初の1年は毎日食事の支度をするということに慣れるのに必死。

手際などはまあまあ良くなりましたが、献立についてはいまだに毎日悩まされています。

 

3世代で暮らしているので、年齢に対応した食べ物の好みや味付けの濃さなども考えなければいけません。

子どもの給食の献立とも重ならないように気をつけています。

 

私と夫は基本的に1品料理でもいいのですが、舅は晩酌をするので、例えば親子丼とサラダくらいで済まそうとういうことは出来ません。

辛いのがまだ苦手な子どものために、レンコンのきんぴらには唐辛子を入れないので、大人は自分で一味唐辛子をあとからかける、などの細かいルール(?)もあります。

 

献立を思いつかない時には、本当に半日以上食事のことだけを考えている時もあるくらい、毎日「何食べよう…」ばっかりです。

 

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最近の献立決めには、食材の高騰との戦いも

 

最近野菜が高いのは誰もが知るところですが、いつもように買い物をしていても、野菜以外にも微妙に値上がりしているなと感じるようになりました。

 

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この献立で今日はいくぞ、と決めて買い物に行っても、その献立に必要な食材がいつもより高かった場合、別の献立に変えないと予算オーバーになってしまうことに。

献立をやっとひねり出したのに、スーパーに行って食材の値段を見た瞬間、頭の中が真っ白になることも最近ではよくあります。

 

出来るだけ、特売日に1か所にしぼって買い物に出かけるようにしているのですが、買おうと思っていた食材に手が出なかった時は、その献立を一旦取り下げて別のスーパーへ行くことも増えました。

 

近頃は献立だけでなく値段との戦いも追加されているのです。

 

今日の本「『賛否両論』笠原将弘のきほんの和食」

 

本当に基本中の基本、からあげや生姜焼き、豚汁やさばの味噌煮などのレシピが載っています。

手順や段取りが初心者にもわかりやすく書かれているので、基本を覚えるにはとってもいい本です。

また、味付けと食材を変えることで、レパートリーを増やせるようになっているのも助かります。

和食って難しい気がするのですが、やってみると思ったより簡単でした。

 

姑が亡くなってから始めに買ったのがこのレシピ本。

料理はやれば出来るけれど、よくよく考えたら定番のおかずでも作り方を曖昧にしか覚えていないことに気づいて、とにかく基本を押さえた方がいいだろうと思いました。

 

自分自身に料理の「このくらい」や「適当」が身につくまでにはまだまだかかりそうなので、たまにこのレシピ本を開いてみては、おさらいをしています。

 

献立に迷ったら、定番中の定番、基本のおかずを作ります

 

どうしてもどうしても夕飯の献立が思いつかない時は、先週も作ったけど…という場合でも、家族みんなが大好きなおかずを作るようにしています。

 

いろいろ新しいレシピに挑戦する時もあるのですが、悩んだ末に決めた献立でも、手を抜いたおかずでも、食べてくれるものの方が作る側も嬉しいものです。

 

だから、どうしても思いつかない時には定番の、誰でもおいしいと食べられるおかずを作ることに決めています。

考えても決まらない、でも夕飯の時間は待ってくれないという時は、極端に言えば昨日と同じものでも我慢してちょうだいというヤケクソに近い気持ちがわいてくるのです(笑)

 

メインのおかずが本当に前日と同じということはまずありませんが(カレー・シチューは別として)、レパートリーの数も少ないですし、同じようなおかずが続く日があるのも仕方ないと家族は思っているようで、何も文句がでないのがとてもありがたいです。

 

さあ、今夜は何を食べようかなあ…。