我が家は12月に入ってからツリーを飾りますが、どこへ行ってももう11月半ばからツリーを飾っていますね。
先日、子どものインフルエンザ予防接種を受けに行った小児科でも大きなツリーを飾っていました。
小児科らしく、子どもが喜びそうなかわいい感じに仕上がっていて、見ていて参考になります。
ショッピングモールでは、クリスマスによく耳にする曲がかかっているし、お菓子の入ったブーツやチョコレート入りのアドベントカレンダーが置かれてあって、見るだけでも楽しくなってきます!
子どもがツリーに雪(綿)をのせたがるので、私はオーナメントを飾るところまででおしまいです。
雪は学校から帰ってきたらやるから残しておいてと、今朝、宣言して出かけていきました。
アドベントツリーも棚に飾りつけました。
アドベントって何?と子どもに聞かれたので調べてみました
毎年アドベントツリーを飾るのを楽しみにしている我が家の子ども。
ここ数年の恒例だったのに「アドベント」という言葉に疑問をもったのが今年って。
楽しいだけで、あまり何も考えてなかったんでしょうね(笑)
聞かれた親の方も、実は正確には答えられず。
ちょっとだけ、ネットで調べてみました。
「アドベント」という言葉の意味
「アドベント(Advent」は英語で、「到来」「出現」と言った意味を持ちます。
日本語では「待降節(たいこうせつ)」などと言うのですが、キリスト教での、イエス・キリスト再臨を待ち望む期間のことです。
もともとは、この期間に何度か断食をして身を清め、イエス・キリストの到来を待つという習慣だったようです。
教派によっては、「アドベント」の考えがないところもあるようです。
「アドベント」の期間
よく見かけるチョコレートやお菓子入りのアドベントカレンダーなどは、12月1日~クリスマスイブ、もしくはクリスマス当日までのものが多いのですが、実は毎年「アドベント」の期間が少し違います。
本来は、11月30日の「聖アンデレの日」に一番近い日曜日から始まって、クリスマスイブ(12月24日)まで、日曜日を4回含む約4週間なのです。
「聖アンデレの日」が何なのかは聞かないでください(笑)。
そのため、アドベントが始まるのが早い年だと11月27日からで、遅い年だと12月3日からとなります。
今年(2017年)はイブが4回目の日曜日なので、12月3日からとなるのかな?
約4週間というより、今年はほぼ3週間な気もしますが…。
なので、11月後半からクリスマス気分なのもおかしなことではないのですね。
「アドベント」の楽しみ方
・アドベントリースにろうそくを4本立てて日曜日ごとに火を灯す
・ドイツでは「シュトレン」という菓子パンを焼いて毎日クリスマスまで一切れずつ食べていく
・アドベントカレンダーを楽しむ
工夫をこらして自分なりのアドベントカレンダーを作るのも楽しいかもしれません。
やり方や作り方は調べるとたくさん出てきますので、気に入った「アドベント」の楽しみ方を探してみるのもいいですね。
今日のクリスマス絵本「ねずみくんのクリスマス」
今月は、ブログの内容とは関係なくクリスマスにちなんだ絵本を紹介したいと思います。
ねずみくんの絵本シリーズ19冊目です。
ねずみくんは自分と同じくらいの小さいツリー、あひるさんもうさぎさんもぶたさんも、それぞれ自分と同じくらいの大きさのツリーを次々自慢していきますが…。
最後にねみちゃんが一番小さいツリーを持ってきてみんなが笑います。
でも、それはねみちゃんが作ったみんなのための大きなケーキの飾りだったのです。
笑ったみんなは反省して、自分たちが飾りとなって、大きな大きなツリーをねみちゃんに贈ります。
クリスマスカラーの赤いこの絵本、ねみちゃんのハートの強さとやさしさがとっても素敵だなと、読むたびに思います。
ツリーの大小なんか気にしない、おいしいものをみんなに分けてあげるやさしさ。
大人でもなかなか出来ることではありませんが、こうありたいものです。
最後はめずらしく仕掛けになっています。
また、それぞれの足に合った靴下がツリーにぶらさがっていく趣向もおもしろいです!
毎年、クリスマスをどう過ごすか考えるのはとても楽しいことですが…
「アドベント」を楽しむというのも、子どもが一緒に楽しんでくれる間だけなのかもしれませんね。
反抗期とかには、見向きもしないかもしれないと思うと今のうちにたくさん楽しんでおきたいものです。
我が家では今年、アドベントツリーにくじをつけました。
くじを引いてから空いたスペースに飾りを入れることに。
クリスマスまでの間、毎日ちょっとしたものが当たるのです!
おやつの追加や、エンピツなどの文具、買っておいた絵本など、ハズレなし。
でも、1度こういうことをしてしまうと来年から恒例になってしまいそうですね…。
普通にプレゼントもあるので、考えてみれば余計な出費かも、と今日気づく私。
でも楽しみは多いほどいいということにしておきましょう(笑)