長期の休みは、子どもと親のかかわり方がためされている気がしてきます

 

夏休みも後半になり、夏のお祭りなども落ち着いてきた今日この頃。

宿題も7月中に終わらせた我が子は暇をもてあましています。

仲良しのお友達は、親御さんのお盆休みも終わったので、また学童へ行っていて、2学期が始まるまではしばらく遊べません。

そうなると、家にばかりいてTVを見たりだらだらしたりが多く目について私も少しカリカリしてきます(^^;)

習い事もしているのでその宿題や練習もありますが、お友達と約束している日よりは目に見えてゆるーい感じで1日が過ぎていきます。

 

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自分の子どもなのにイライラするってどうしてなんだろう

夏休みなのは子どもばかりで、親は休みというわけではありません。

今は専業主婦をしているので比較的子どもに合わせやすいですが、毎日、家事や食事の用意はあるわけで、それをサボることもできないので、子どもにばかり合わせてはいられません。

子どもが習い事の宿題をしている間に洗濯をして、途中、わからないと呼ばれて中断し、予定の時間までに終わらずに…、ということが続くと気の短い私としてはとってもイライラするわけです。

特に夏休みなどの長期の休みには、普段学校へ行っている時間も家に子どもがいるので、自分の時間配分で物事が進まず、普段以上にイライラしてしまいます。

もっと大らかな母でありたいと思った直後にガミガミ。

自分の子どものことなのに、こんなにイライラするってどうしてなんだろうと思います。

我が家の場合、ひとりっ子ということも大きいかもしれません。

1対1で関わり過ぎなのかなと思うこともあります。

もちろん、世の中のすべてのひとりっ子とお母さんがそうだとは考えていません。

 

 

 

今日の本 「イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え」

 

岩井俊憲 [監修] 野口勢津子 [著] 秀和システム

 

叱ってばかりで毎日イライラしているお母さんに向けた、アドラー心理学の考え方を用いた本です。

難しい学問をわかりやすく子育てに応用しているので、こういう考え方もあるのだと納得する部分がたくさんあります。

著者の経験談をもとにしていて共感できる部分も多く、子どもにイライラしない心の持ち方をわかりやすく解説してくれているので読みやすいと思います。

子どもの自己主張が激しくなってきて、口答えもするようになってきた中間反抗期のころ、とにかくイライラしていた時に本屋の新刊コーナーで見つけて購入しました。

実際に毎日子どもと接していると実践できる日ばかりではないのが正直なところですが、イライラがたまると、たまに読み返します。

 

お守りのような本を1冊もっていると少しは気が楽になるかもしれません

 

自分が本好きということもありますが、何か困ったことがあった時の気持ちの持っていき方として、「本を読む」ということがすごく力になることがあります。

読んだものすべてが当てはまるとも思いませんし、たまにちょっと自分が欲しているものと違うなと思うこともあります。

でも自分の納得できる答えやヒントが載っている本に出合えた時、それは心のよりどころになって読むだけで心が軽くなるということがあります。

夏休みや冬休みなど、毎回お守りのようなこの本を手元において修行のような気持ちで毎日を過ごしています。

表紙を子どもに見られるとイライラしているのかと思われそうなので、子どもが寝てから読むことにしているのですが、きっと、もうバレてるでしょうね(笑)