結婚してからずっと同居していたので食事のことは夫の母がしてくれていました。
働いてもいたので、まかせきりにして甘えていましたが、数年前に義母が亡くなってからは慣れないながらも私が台所仕事をすることになり、最初はいろいろ失敗も。
他の主婦の方がプロになっている年頃に家事デビュー。
台所仕事のあれこれに慣れるまでに2年かかりました。
その中で気づいたのが、自分が使いやすいものを使うことが家事を一番やりやすく、そして楽しくさせてくれるのだということです。
まずは自分仕様のキッチンにするところから始めました
恥ずかしながら、義母が亡くなるまでキッチンのどこに何があるのかもよく知りませんでした。
調理をしながらボウルのありかがわからず丼で代用したり、買い置きの調味料を探せず味付けがイマイチになったりと散々なことに。
食事の用意はまったなしで毎日のようにしなければなりません。
今までやってこなかったので、自分が調理をする時にどういう動きをした方がやりやすいのか、何を使ったら楽なのかということから学ばないといけませんでした。
そこで
・調理器具の置き場所をあちこち変えてみて、しまう場所を決める
・自分が主に使う調理道具だけを出しておく
・一番楽な動線を考えて調味料などをおく
などからやり始めました。
毎日少しずつあちこちに試しに置いてみたり、使わなそうなキッチングッズをしまってみたり。
それが落ち着いたころ、やはり気になったのは道具の使いづらさ。
義母が使っていたものがダメなものだということではないのです。
自分が選んで購入したものではないので、しっくりこないというか手になじまないというのか、どうも何かが違うのです。
今日のキッチンzakka 「セレクト100 貝印 キッチンバサミ」
貝印
持ち手が大きめで手を入れやすそうです。
また、分解できるので接合部分に汚れがたまらないのもいいですね。
文房具のはさみでもそうですが、大きさや重さって人それぞれ好みがあるのではないかと思います。
私は握力があまりないので、力を入れないとスパッと切れないはさみを毎日使うのは苦痛です。
また、食材を直接切ることもあるので清潔に保ちたいということもあり、分解して洗えるものがいいなと思いました。
今までは使っていたものがダメになってきたので、この際自分が使いやすいと思えるものを購入したいと思います。
手になじむ物、物の置き場所、使いやすい道具、人それぞれ違うものです。
今回はキッチンばさみの購入を検討しているのですが、他にも買いたいものがあります。
例えばマッシャー。
なくても困らないですし、めん棒などでも代用できますが、ひきだしからサッと出して洗うのも簡単なものが1つあれば、作業がはかどると思うのです。
使い勝手のいいキッチンと言うのは、どんなに設備が最新でも使う人仕様の道具がそろっていないと、使いやすいとは言えないのかもしれません。
しまい方や動線などは、本当に人それぞれだなあと、義母が作り上げたキッチンを使ってみてしみじみ思いました。
私は自分が小柄なこともあり、どちらかというと小ぶりの道具が好きです。
自分の手になじむ大きさのものを探すのが楽しみでもあるので、しっくりくる道具を見つけた時は本当に嬉しくなります。
せっかちで最小限の動線で済ましたいと考えるので、シンク下の引き出しに調理器具などの小さい道具を全部入れておくのが理想。
自分にあった道具を、取り出しやすいところにしまって、後始末も簡単に。
これで、少しでも料理の時短が出来ればいいなあと思っています。