子どもが小さい頃、手を洗う時に必ず踏み台を用意しなくてはならなくて面倒でした。
小さく生まれて常に成長曲線の下の線ギリギリの我が子、踏み台を使っても蛇口まで手が届かない時期もあり、なんとか母にとって面倒くさくなく(笑)、子どもが手を洗いやすい方法はないかといつも思っていました。
1階のキッチンや洗面所はいいのです。
ホースがついていて伸びるので。
問題は、私たち世代が生活をメインでしている2階のキッチンの固定の蛇口。
子どもが小さい頃、ちょっとの手間でも面倒くさく感じていた時期がありました。
そんなある日、何かの雑誌でオシャレなモデルママの子育てのような記事の中、蛇口に何かを取り付けて手を洗わせているのを見たのです。
さて、その何か。
記事は、その物体についてのものではなく偶然背景に写っただけだったので名前がわかりません。
ネットでいろいろと思い浮かぶ単語を入れて何回か検索してみたところ、やっと見つけてとても嬉しかったのを今でも思い出します。
子育て中こそ、たくさんの情報にふれた方が絶対助かる!
蛇口って、キッチンや洗面所にあるようなホースがついていて伸びるものばかりではないわけです。
うちの2階のキッチンは簡易的なものなので、伸びたりしない普通の蛇口。
ちょっとした手洗いは、ここでします。
何となく、こういうような物が欲しいというイメージはあっても、その物の名前がわからない、そういう物があるのかすらもわからない。
ましてや、田舎。
あったとしても、その辺のお店で売っているのかどうかと言えば、きっとないだろうと思います。
偶然、立ち読みした雑誌の1ページで見つけたその便利そうなグッズを見た時、子育て中の忙しい時こそ情報が大事だと痛感しました。
子育てしていると自分に余裕がなくて、雑誌も見ないテレビも見ない、ネットも必要な時だけ。
会うのは似たような環境のママたちで、話すことも限られているとなれば、あまり目新しい話は入ってきません。
そんなママさんばかりではないのでしょうが、少なくとも抱っこでなければお昼寝しなかった我が子と離れられず、何もしたいことが出来なかった私には、ある一定期間、社会との接点があまりない頃もあったのです。
そんな時、偶然見つけた便利グッズ1つで、ぱぁっと目の前が明るくなった気がしたのでした。
今日のfavorite「ウォーターガイド」
ほとんどの蛇口に取り付けることが出来て、水が前に流れてくるので小さい子どもでも手が届きます。
踏み台を出す手間もいりませんし、取り付け取り外しも簡単。
子どもが好きな、かえるやカニなどのキャラクターがついているものもあり、楽しく手を洗うことが出来ます。
実はこれ、子どもが使わなくなった今でもたまに使っています。
あれもこれもは無理ですが、使うことで気持ちや体が楽になるグッズに頼ることも悪いことではありません
そのくらい我慢したら?
使う期間は短いと思うよ。
という外野の声は聞かなくてもいいのです。
自分が、快適に暮らせるなら、ちょっとしたものでも頼っていいのです。
私に限って言えば、子どもと1対1でいつも向き合って自分の時間を持てずにいた時期もありました。
世の中で、どんなことが起きているのかも耳に入ってこず、毎日モヤモヤした気持ちでいたり。
大したことではないけれどいつも気になってイライラしてしまうようなことを改善するだけでも、すごくさっぱりした気分になるものです。
このことを機に、いつも抱っこでお昼寝の時に座るソファの前にノートパソコンを置いてネットサーフィンするようになりました。
何でもいい、気になっていることやニュースなど少しでも世の中とつながれれば気分も変わるだろうと思ったし、実際、子どもが目覚めるまで座って何もできなかった時よりもイライラしなくなりました。
閉じこもっていてばかりではいけませんね。
今、子どもは蛇口に手が届くようになったのですが、「ウォーターガイド」は服の部分洗いをしたいときに付けて使っています。
袖口だけ少し洗いたい時などに、蛇口が遠いと服の他の部分まで濡らしてしまうことになり、それがとても不便だったので、手前まで水が流れてくる「ウォーターガイド」はとっても重宝しています。