令和元年も終わろうかという12月の終わりころ、パートの仕事が決まりました。
以前から仕事を探していましたが、今のところ午前中しか働けないため、条件に合うところが見つからずにいたのですが。
とうとう家からそう遠くないところに条件にあうところを見つけ、幸い採用が決まったのです。
昨年は、お正月休みまでの1週間だけの勤務となったので子どもの冬休み開始と重なって心配もしましたが、夫のお正月休みや舅、自分の父母を頼って何とか年を越せました。
「働く」ということから遠ざかっていた10年
専業主婦になる前は、正職員で仕事をしていました。
いろんな事情が重なって、妊娠と同時に仕事をやめてから10年。
子育てに忙しかったのであっという間に過ぎた気がするけれど、10年って結構な年月。
もう、「働く」ということ自体がどんなだったのかも最初は思い出せないくらいでした(笑)
それに加えて。
子どもがいて働くということが初めてなので、生活リズムを変えなくてはいけないことに最初は気づきませんでした。
冬休みとほぼ同時に再就職も決まったので、私が出勤する前までにある程度子どもの準備をさせて預けなくてはいけないとなって、あたふた。
子どもも、もちろんそんな冬休みは初めてなので戸惑う日々。
前日に子どもの着る物や実家に行く場合の持ち物などを揃えておくことや、自分の持ち物の用意。
朝食もさっと用意できるように前の晩から準備するなども、どうしたら効率がいいか最初は手探り状態でした。
それでも年が明けて、3ヶ月を過ぎた今はだいぶいろんなパターンに対応できるように。
午前中に家のことが出来ないので、帰って来てからの時間の使い方も変わり、時短を心がけるようにもなりました。
ようやく「働く」ということに、職場ではもちろんのこと、家の中のことも含め慣れてきました、母も子も。
今日の本『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』
大人になったら働かなければならないということを、大人はわかっていても子どもに教えるのは少し難しいと思いませんか?
どんな言葉で伝えたらいいか、子どもに聞かれた時のために大人が読んでおいてもいいかもしれません。
「働く」ってなんだろう。
お金や幸せや、多様性や可能性。
わかりやすく、そして将来への希望をもてるような内容になっています。
子どもの頃に読んでおきたかった1冊、かもしれません。
子どものメンタル面が心配だったけれど
私が働くことを嫌がっていた我が家の子ども。
何かあった時にすぐ対応できない不安があったのだと思います。
ただ、職場は学校までの通学途中にあり、子どももよく知っているところなのです。
それと、普段普通に学校へ行っている分には、帰ってきたら今まで通り私は家にいます。
その点を用心深く言葉を選んで話して聞かせたところ、きちんと理解してくれました。
何かあっても、母親がどこにいるかハッキリしていること、お昼で仕事を終えて帰ってきているということで、安心したようです。
子どもの体調不良時に休みやすい職場だったことも幸いでした(一度欠勤させていただきました)。
我が家の子どもは不安を感じやすいタイプなので、とにかく就職後のメンタルを第一に考えていましたが、今のところは大丈夫のようで私自身もホッとしています。
仕事へ慣れることに加えて、気にかかることが増えると自分もパンクしそうな気がしていたので、子どもの成長に感謝です。