春休みがはじまります。今年は子どもに一人で新学期の用意をさせてみたいと思います

 

一人っ子なこともあり、過保護気味なことは自覚があります。

どうしても、子どものことがいろいろ見えてしまって口を出したくなるのです。

 

出しっぱなしにしておいても私が片づけたり、必要な物を出しておいたりするということを、子ども自身もわかっていて、最近では言われなければ何もしないこともあり。

 

これでは子どものためにならないと思い、最近では口出ししたいのをいつもより我慢しているつもりですが、やっぱり気になって言ってしまいます。

 

子どもが、少しだけ登校しぶりがあった時に読んだ本でも、見守って出来たら認める声がけ、過保護にせず自信を持たせるということが書いてあって、心がけているつもりでも、気づくと過保護気味になっています。

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また、春休みに入って子どもの生活態度が気になってしまうだろうなと、自分でも自覚しています。

でも、今年度はそこをぐっと我慢して、子どもを見守ることの出来る母を目指します。

 

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新学期の準備は、声がけだけして様子を見ます

 

新しい教科書は始業式の日に渡されるので、それ以外の持ち物は学校からのお便りを読んでやって、あとは自分でやらせることにしました。

 

今までは、親の私が見ている前ですぐに用意させていましたが、今回はやることを伝えたらいつ準備に取り掛かるかは、子ども本人にまかせようかと思っています。

 

私は、何に関してもそうですがせっかちな性格。

対して子どもは、マイペース。

「やったら?」と声がけをして、すぐに動かない子どもを見るとイライラしてしまうので、しつこく何度もやらせようと声をかけてしまいます。

 

要するに、子どもを思い通りに動かそうとしてしまうのですね。

わかっていても、さっさとやらない子どもに勝手にイライラして最後には声を荒げてしまう。

まったく、子どものためになっていません。

 

4月からは学年があがります。

通知表の「積極的に工夫して取り組む」というところが今年度、前期も後期も「できる」でした。

できているのだからいいのでしょうが、他の子に比べれば積極性に欠けるということだとも言えます。

 

子どもが大人になった時のことを考えて、物事に自発的に取り組むことが出来るように、働きかける1年にしようかなと、そのタイミングとしては今だと考えています。

 

忘れ物をして注意されても、自分がきちんと用意をしなかったせいだと理解して、次はきちんとするというふうになって欲しいと思います。

それには親も少し我慢を覚えるようにしないといけないですよね。

 

今日の絵本 「ぽとんぽとんはなんのおと」

 

ふたごのくまの子がお母さんとふゆごもりをしています。

春が近づいてきて、穴の中にいてもいろんな音が聞こえてきます。

その音が気になって聞く子ぐまたちに、母ぐまはやさしく答えます。

 

子ぐまたちの問いかけに、いやな顔をせずおだやかに答える母ぐま。

こういう丁寧な子育て、見習いたいものです。

 

音が題材なのに、なぜか静寂さを感じられて、春が待ち遠しい、やさしさあふれる絵本です。

やさしいお母さんが素敵です。

 

黙って見守るってむずかしいものですね

 

子どもが失敗するのを恐れて先回りしたり、手伝うのを通り越してやってあげたりするのは、その子の成長につながりません。

 

失敗して、それをどう乗り越えるか、どう乗り越えたかで本人の経験が豊かになりますし、次へのステップにつながるのだと思います。

何かあった時、いつも誰かが助けてくれるとは限りません。

 

勉強が特別出来なくてもいい、スポーツが特別得意でなくてもいい、自分の力で生きていけるように育てることが大事なのだと、我が子のぐうたらぶりを見ながら反省しました。

目を離さず手を離す、今年度はこれを目標にします。

 

手をかけ過ぎるのは愛情でもなんでもなく、かえって子どもをダメにするし、本当の優しさではないんですよね。

わかってはいても、黙って見守るのってむずかしいです。

ついつい、自分がやった方が早いと思ってしまうのです。

 

今も、ランドセルからなかなかお便りや連絡帳を出さない我が子を見ながら、イライラと戦っています(笑)