天気が悪いと、明るい絵本を手に取りたくなります

天気がぱっとしなかった、この数日。

買い物すらもネットスーパーですませ、外出は子どもの習い事の送り迎えだけ、あとは寒くてとっても面倒くさい気持ちになって家にこもっていました。

 

そんな時は片づけだ、と思って昨日は趣味の絵本棚の整理をしました。

 

気に入った絵本は買わずにいられない性分で、子どもが産まれる前は結構な数を買い集めていました。

子どものために絵本を買うというより自分が好きで集めていたので、逆に子どもが産まれてからは買い控えるようになりました。

 

あるものを先に読ませようと思ったからです。

それでも、月2冊くらいは買っていましたがあとは、図書館から借りたりもしています。

 

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ついつい、絵本を開いてしまって片づけが進みません

 

絵本棚の整理整頓をしていたのに、気が付くと絵本を手に取って読んでしまっています。
くり返し読むこともあるし、子どもにも触らせてきたので、表紙が少し折れたり破れたりしていますが、大体はきれいにとってあります。

中身も好きなのですが、そのハードカバーで立派に装丁されたきれいな状態の絵本というものを見るのが好きなので、大事に大事に保管しているつもりです。

でも、大事にしまいすぎて忘れてしまっている絵本もあるのでした。
買ったからには、一度は目を通していると思いますが、奥へしまったまま忘れていた、明るい気分にさせてくれる絵本を見つけて嬉しくなりました。

 

今日の絵本「やさいばたけははなばたけ」

広野多珂子作・絵 佼成出版社

 

やさいにもはながさくの?という孫の言葉に、次々と季節ごとの「やさいのはな」を教えていくおばあちゃんとのやりとり。

詳細な「やさいのはな」の絵は図鑑のようです。

「やさいのはな」なので、黄色や白っぽいものが多いのですが、よく見るとかわいいはなが多いのです。

絵も特徴をとらえていて、はなの絵を見ているだけでも飽きません。

 

母が少しだけ家庭菜園をしていたので、茄子のはなやキュウリのはなは見たことがあるのですが、この絵本には

・みょうがのはな

・ごまのはな

など、あまり見る機会のないはなも出てきます。

とにかく、絵本じたいがはなばたけという感じの絵本。

今、手に入らなくなっているようで残念です。

 

天気がすぐれない日に、気分転換になりました

 

おひさまが顔を出さないような日は、気分もどんよりするものですが、この絵本を見つけたことで、少し気分が変わりました。

 

「やさいのはな」って小さくてシンプルなイメージでしたが、広く畑をやっていると、きっととってもきれいな「はなばたけ」でもあるんでしょうね。

 

あまり、畑の近くを通ることがないので、今後も「はなばたけ」としての「やさいばたけ」を直接見ることは少ないかもしれません。

でも、いずれ実がなってスーパーなどで手にとった時に、ああ、これもはなが咲いて実がついたんだなあと思い出しそうです。

大人も楽しい絵本ですが、 やさいになるまでにどんなはなが咲くのか、子どもにも知ってほしいことのひとつです。